微弱な音を手掛かりにガン組織を検出するセンサー
3㌢角で
波長約1500ナノの近赤外線を発する。
近赤外線があたると、物体やガスが熱で膨張し、周囲の空気を押しのけて微弱な音を出す。
この音を小型マイクでとらえる。
音の周波数の違いから体内のがん組織などを検出。
開発したセンサーを内視鏡に組み込めば、ピロリ菌の検出につかえる可能性あり。
さらに、
呼気に含まれる成分の測定にも使える。
糖尿病患者の呼気に含まれるアセトンが、ストレスを感じる人の呼気にアセトアルデヒドが混じることが分かった。
和田森直・長岡技術大学助教らの成果。
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